主張する永遠のギター青年、ビリー・ブラッグ。ジョニー・マーやR.E.M.との共同作業に引き続き、最近はウィルコとの活動が目立つ。昔のアコギ一本の姿勢からバンド・ユニット指向の傾向が見られるようになったが、メッセージ性は健在! |
TITLE |
ARTISTS |
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Back to Basic |
Billy Bragg |
ビリー・ブラッグのアコギ一本で世に問い掛ける姿勢の原型がここにあり。社会派プロテスト・シンガーとしての彼の心意気を知るのに最適なメジャー・デビュー作。"Milkman of Human Kindness","Richard","A New England"など収録。一人で夜中に聞くのがいいな。
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Victim of Geography
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Billy Bragg |
"Talking With The Taxman About Poetry"、"Workers Playtime"という2枚のアルバムを1枚にまとめたもの。前作に比べて社会・政治ものが減り、恋愛ものが増えたが、トーンは相変わらず。"Greeting to a New Brunette"や"She got a New Spell"なんか友人の結婚式の2次会の入場行進で流したいですね。
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Don't Try This At Home |
Billy Bragg |
元スミスのジョニー・マーやR.E.M.のメンバーも参加。バック・バンドも充実し、よりPOPになりました。マーのギターとの調和もさることながら、やっぱ4ピースってのが一番お似合いかな?お勧めは、"Accident waiting to Happen","Sexuality","North Sea Bubble","Body of Water"など。
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William Bloke |
Billy Bragg |
結婚、そして息子の誕生で5年間休養している間、国際社会では社会主義の崩壊という事件が起きていた。それらのせいもあってか、従来の作品に比べてちょっと地味な感はあるが、安定感も垣間見られてきた。これが今後の路線につながっていく予感が。
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Memaid Avenue
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Billy Bragg |
ボブ・ディランなどに多大な影響を与えた、半世紀前の伝説の偉大なプロテスト・シンガーWoody Guthrieの詩にBilly Braggとアメリカのカントリー・ロック・バンドWilcoが曲を付けたトリビュート・アルバム。いや、これはBillyがコメントするようにトリビュート・アルバムではなく、ウディ・ガスリーというシンガーをモチーフにして、Billy BraggとWilcoの個性を引き出したコラボレーション・アルバムとも言える一作。個人的には意外と気に入ったので、この路線を突き進んでもらいたいと思ってます。 |
Memaid Avenue Vol.2
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Billy Bragg |
前作"Memaid Avenue"の続編。なぜか日本では邦盤が発売されなかった。前作に比べてBraggの参加している作品が減ったせいか、どっちかというとカントリー色が強まり、出来映えも前作の方が格段上です。多分、前作でお蔵入りになった作品のアウトテイクなのかな? |